独立行政法人日本学生支援機構が発行する「ソーシャルボンド」への投資について
ハニー化成株式会社(代表取締役社長:吉田眞也、以下「当社」という)は、このたび、独立行政法人日本学生支援機構
(以下、「同機構」という)が発行するソーシャルボンド(第77回日本学生支援債券、以下「本債券」という)への
投資を決定しましたので、お知らせします。
「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される
債券のことであり、グリーンボンドとともに、ESG(1)投資の対象となります。同機構は、2023年4月、ソーシャルファイナンス・
フレームワークについて、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するソーシャルボンド原則に
適合する旨、日本格付研究所(JCR)からセカンド・パーティー・オピニオンを取得しており、本債券は「ソーシャルボンド」
として発行されます。
本債券の発行による調達資金は、同機構が担う奨学金事業の内、貸与奨学金の財源として活用されます。奨学金事業は、
日本国憲法第26条や教育基本法第4条に定められる「教育の機会均等」や、国連の持続可能な開発目標(SDGs)(2)の内、
目標4「すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。」の達成に資する等、我が国の
教育面の課題解決に貢献します。
当社は、本債券を始めとしたグリーンボンド・ソーシャルボンドへの投資を継続的に実施することで、今後も社会的責任を果たして
参ります。
<本債券の概要>
銘 柄 |
第77回日本学生支援債券 |
年 限 |
2年 |
発行額 |
300億円 |
発行日 |
令和6年11月7日 |
(1) ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。
「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと
(2) 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な
開発のための2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットのこと
以上